怪我をした直後の正しい対処法「RICE(ライス)処置」

先日の自分自身の肘の怪我をキッカケに、

改めて怪我をした直後の対応の必要さを実感しました。

ちなみに、肘を痛めて3日目には完全に元の状態に戻りました♪

相当な痛みだったので治るまで時間がかかるかと思ったのですが

早く改善できて良かったです(^^)

詳しくはこちら

 

 

今回は、応急処置の基本、「RICE処置(ライス処置)」と呼ばれる対処法について説明します。

 

 

 

RICE(ライス)処置について

Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)

と、応急処置に必要な処置の頭文字をとりRICE(ライス)処置と呼びます。

 

これを怪我した直後に行うことで、治癒が早まり競技への復帰を

早めることができます。

 

 

安静

怪我した直後は安静にすることが絶対必要です。

安静にせずに動き続けることで症状が悪化してしまい、

完治を遅らせてしまうので、復帰も遅くなります。

 

冷却

痛めた部分は細胞が傷つき、炎症を起こしています。

放っておくと炎症が広がるので、それを防ぐために氷や冷水などで

冷やし、炎症を抑えます。

炎症を抑えるだけでも痛みがかなり引いてきますが、

コールドスプレーや氷などによる冷やしすぎは注意が必要です。

 

たまに温めた方がいいという方もいますが、怪我した直後の炎症時に温めると

血流が良くなりすぎ、細胞が傷つき痛みが増して、治りも遅くなってしまいます。

どんな怪我も基本的には痛めて48時間はこまめにアイシングすることが重要とされています。

それ以降の慢性の痛みは温めた方が良い場合もあります。

 

圧迫

出血などで損傷した場合は、出血が止まらない可能性があります。

そのため、怪我した周辺、またはそれより上部(心臓側)を圧迫し

一時的に出血を少なくします。

定期的に圧迫を緩めるのが理想的です。

 

挙上

出血などの損傷部分を心臓の位置よりも高く挙げることにより

出血量が少なくなります。

イスや台などの安定したものを利用して、挙上した状態で安静にしておくことが重要です。

 

 

 

出血などの外傷がない場合は特に、安静冷却が重要になってきます。

いざという時には役立つ情報ですので、覚えておいてくださいね。

 

 

 

 

 

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