腰が痛くなり、お尻や足に痺れまで出てくると病院に行きますよね?
そんな時に「椎間板ヘルニア」と診断されることがあるかもしれません。
椎間板ヘルニアとは、背骨の骨(椎骨)と骨の間にありクッションの役割をする椎間板(正確には椎間板の中央にあるゼリー状の髄核)が飛び出した状態をいいます。
飛び出した椎間板が近くの神経を圧迫したり刺激することで腰痛や坐骨神経痛を引き起こします。
と、これが一般的なヘルニアの説明です。
しかし近年では、ヘルニアと痛み(又は痺れ)はほぼ関係ないことが分かってきています。
(ヘルニアについて以前書いた記事)
https://www.tanaka-tottori.com/heruniagenin/
この記事にも書いていますが、ボルボ賞を獲得したある研究によると、全く腰痛のない健常者のヘルニア検出率が76%もあったと報告されています。
(痛みがない健康な人の3/4がヘルニア)
また、マイアミ医科大学の教授は「椎間板ヘルニアが痛みを引き起こすケースは全体の3%未満」と述べています。
つまり、その腰の痛みや痺れの本当の原因はヘルニアではなく、全く違くところにあるということです!
田中療術院ではヘルニアや脊柱管狭窄症と診断された方に対する施術を得意としており、症状の本当の原因を見つけて改善に導きます。
先日もヘルニアと診断された20代男性の施術をしました。
彼は荷物を持った時に急に腰に痛みが出て、ぎっくり腰かと思っていたら2日後にお尻に痺れが出たので病院に行ったところ、腰椎椎間板ヘルニアと診断されました。
医師からは、痛みがとれなければ手術するようにとも言われたようです。
しかし当院の施術を受けた結果、たった一度で可動域が大幅に改善して痛みや痺れも消えました!



もしあなたのまわりに原因不明の腰痛や痺れで困っている方がいたら、是非当院を紹介してあげてください。
慢性化すると改善までに時間がかかるので、ちょっとした違和感でも放置せずに早めに対応することが大切です!
※腰痛の中には稀に命に関わる病気が隠れていることもあるので、症状が強かったり不安な場合は一度病院での検査をオススメします。