癖治しのすすめ

 

どんな体調不良もその根底にある原因は共通で、

 

「日々の生活の中に基本的な誤りがあるため、外来刺激(ストレスなど)に対応する体の能力が限界を超えてしまった」

 

ということです。

 

これらを改善させるめには日常の悪い癖を正し、体の負担になる外来刺激を減らして積極的に抵抗力を高めることが必要です。

 

 

そこで今回は、癖治しのすすめとして大切な項目を幾つか紹介していきたいと思います。

 

 

 

癖治しのすすめ  ①口呼吸

口呼吸は、鼻呼吸に比べて体内に取り込む酸素の量が少なくなってしまいます。

また、雑菌などもそのまま体内に入ってしまい免疫機能を直撃します。

それだけではなく、口臭の原因になったり歯並びにも影響したり、顔の歪みにもつながります。

 

特に今はマスク生活のため、無意識に口呼吸になってしまう方が多いです。

 

・水を飲みながらでないと食事ができない人

・疲れやすく頭がボーっとして力が入らない人

・風邪をひきやすい人

・かゆみがでやすい人

・気がついたら口が開いてしまう人

 

これらの人は口呼吸になっていないかチェックして、鼻呼吸を意識してみましょう。

 

 

 

癖治しのすすめ  ②片噛み

食べ物を片側だけで噛む癖があると鼻の通りが悪くなり、口呼吸になりやすいです。

そして食べ物を十分に噛めないまま胃に送ってしまい、低体温やエネルギー不足の原因にもなります。

また、顔の歪みにもつながってきてしまいます。

 

両顎で噛むように意識しましょう。

 

 

 

癖治しのすすめ  ③寝癖

寝る時に横向きやうつ伏せで寝ると、鼻呼吸がしにくくなってしまいます。

特にうつ伏せで寝ると首にも負担がかかりやすく、寝違いを起こしやすくもなります。

 

うつ伏せ寝や横寝でないと寝れない方は、体のどこかに不調がある可能性があります。

はじめは違和感があるかもしれませんが、寝初めだけでも仰向けで寝るように意識してみましょう。

 

妊娠中期以降の場合は仰向け寝は避けましょう。

 

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

今回紹介した癖治しはほんの一部で、体調不良の改善にはその他にもたくさんの癖治しが必要なケースがあります。

 

ただやはり、症状の原因には体の調整だけではなくご本人の癖治しが必要なことは間違いありません。

これは本人も気づかずにやってしまっていることがほとんどだと思うので、何をどうすべきか指導していくことも治療家の大切な役割ですね。